事業内容
房総美建では、千葉県を中心に房総半島から、大型共同住宅や大型店舗・ビルの建設に携わっています。
おもに外壁工事を中心にALC工事や押出成形セメント板工事、各種サイディング工事、防水工事を行っています。
外壁は、建物の美しさを現す部分でもあります。房総美建は房総地方の美しい自然のもと、建物の美しさにもこだわりを持っています。
また、建物の基礎部分にあたる基礎杭工事、柱脚ベースパックならびに
鉄骨を火から守る耐火被覆工事など、建物の安全を担う部分にも携わっています。
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ALC工事
ALCとは、いわゆる「高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート」のことをいいます。
建造物の外観・間仕切り壁・床・屋根など幅広く使われている建材です。
ALC工事はこうした耐久性・断熱性・耐火性にすぐれたALC建材を使った工事です。
「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の頭文字をとった名称であり、主成分は珪石、セメント、生石灰などが主原料になり、ALC内部に気泡を含んでいるのが特徴です。この気泡があることで空気の層ができるので、熱伝導率が低く断熱性が高くなります。
定期的なメンテナンスを行えば、ALCの耐久年数は50年を超えると言われています。 -
押出成形セメント板工事
押出成形セメント板は、中に空洞ある板の形状をしていて、押出成形したものをオートクレーブ養生したパネルです。軽量で強く、耐火性・耐候性・遮音性・耐震性に優れ、オフィスビルや工場・倉庫などの外壁や・間仕切壁などに使われます。
主原料が無機質で、不燃材なので耐火性に優れています。素材自体の強度と中空構造を生かした軽量設計が耐震性を高めています。
高層化する建物を火災や地震から守ります。表面硬度が高いので、吸水性が少なく、優れた耐候性のため、さまざまな気象条件でも性能を発揮します。 -
各種サイディング工事
サイディングとは、外壁に使う板状の素材のことをいいます。外壁の下地にカットしたサイディングボードを貼り付け、それぞれのつなぎ目をしっかりと埋めます。そのため、雨漏りや剥がれをしっかりと防止することができます。
工事費用がリーズナブルでありながら耐候性に優れていて種類やデザインが豊富にあることからほとんどの住宅の外壁として使われています。主に、窯業系・金属系・木質系・樹脂系のサイディングがあり、それぞれ特長やメリット、耐用年数が違いますので目的にあったものをお選びください。サイディングの耐用年数は一般的には20〜40年程度です。コストや用途にあわせて、使い分けいただけます。 -
防水工事
建物を雨から守るのが防水工事です。防水工事は雨だけでなく、雪や紫外線など屋外にある建物を保護する工事になります。雨水のほかに湿気によるカビや腐食から大切な建物を守ります。防水工事では、防水シートを下地に貼り付ける工事から、FRPによる被覆防水層をつくるFRP防水、液状アスファルトとアスファルトシートを使ったアスファルト防水、液体ウレタンを塗膜するウレタン防水などがあります。建物の状況や予算によって工法をお選びいただきます。
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耐火被覆工事
建物の安全を保つ鉄骨を火災から守るのが、耐火被覆工事です。
耐火性の高い材料で鉄骨を覆うことで、鉄骨造の主要構造部である鉄骨を火災の熱から守ります。ロックウールとセメントを混合したものを鉄骨に吹き付ける工法と耐火被覆材や耐火被覆シートを鉄骨に取り付ける工法があります。 -
基礎杭工事
基礎杭工事は建物を建てるうえで最も重要となる基礎工事で、地盤のうえに安定して建物が建てられるように行う工事です。杭打ちをすることで地震から建物を守ります。おもに柔らかい地盤のうえに建物を建てるときに使われ、建物の耐久性を向上させます。
地盤やこれから建てる建物の構造・形状によって、基礎杭打工事の工法が選択されます。
杭打ち工法はおもに3つ、地盤を掘ったり削ったりして開けた穴に杭打ちするアーストリル工法。鋼管で、振動・圧入し掘削していくオールケーシング工法は硬い地盤で使われます。鋼管杭の先端に先端翼がついたものを使い、回転させがら杭打ちするのが鋼管回転圧入工法です。日本では多くが軟弱地盤であり、地震も多いため、基礎杭工事は必要となります。 -
柱脚ベースパック
ベースパックは、重量鉄骨造の足元となる柱脚に使用され、柱と基礎をつなぐ非常に大切な部分です。
高い固定度であるベースパック柱脚工法は、主要部材であるアンカーボルトをテンプレート、アンカーフレーム等で所定の位置に設置し、配筋・型枠・コンクリート打設を経て鉄骨建方の後、ベースプレート下面にベースパックグラウト(高強度無収縮モルタル)を注入座金を介して注入することにより、ベースプレートと基礎コンクリートを密着・固定させます。
自然災害や地震から人命・建物を守るため、こうした強度が求められる工法が必要となります。 -
建築外装資材・建築構造資材の販売
建築物の外壁等に使用される建築外装資材や建物構造資材をメーカー代理店として販売しております。
主な業務の流れ
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- 現場調査・確認
- 工事対象となる場所の現場状況や、現場周囲の環境状況の調査・確認をします。
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- 工事費積算(見積営業)
- 工事費の積算をし、見積り書の作成をします。
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- 工事設計
- 関係法令の確認や安全基準等に十分注意をしながらCADで設計をします。
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- 材料・発注管理
- 工程管理や協力会社の工事安全衛生教育・指導を行います。
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- 施工管理、各種検査、工事検収、施工現場打合せ確認、工事入搬管理
- 搬入作業